My 3rd Life

それまでの私、こどもと私、これからの私。

結婚に役立つIT技術

今日は緩い話で。旦那との馴れ初めを。

当時、私は水商売をしていた。

話が飛ぶようだが、もともとたまにコンパニオンという、登録制のお店に派遣されるシステムを利用して、昼は会社でプログラミングをし、夜はコンパニオンでお酒飲みながらお喋り、という生活をしていたところ、何回か派遣されたお店の常連さんに、この店で働いてみないかと声を掛けられたのだ。

(仕事が忙しい時には難しいが、ヒマな時だと、週3とか行ってた、、その分行かない日に遅くまで仕事すればいいし)

いくつもお店には行ったけど、お店のサイズは小振りながら、客層が上品で雰囲気がよく、私もここのお店はいいなと思ってて、インスピレーションのようなものもあり、丁度時期もよく、会社は辞めてしまう事にした。

最初に就職した会社を辞めて、すっごい小さな会社に入り、そこでは最初は自社開発とか、受注案件を自社内で開発してて、学びも自由も多く、楽しく暮らしてたのだけれど、その会社が途中から派遣に力を入れ出し、客先常駐が多くなってきて、仕事内容が退屈になってきてたところだったので、水だけやってみてもいいなと思ったのだ。

客先に派遣される時には、何人かのグループで行くのだが、私以外は新人さん(派遣し出してから急に人が増えてた)やフリーの人で、私は社員だったから、その人達の勤怠管理とか進捗管理みたいなのもしてたのだけれど、まとまりで扱われて正当に評価されない仕事にやる気を失ってたのだ・・・

水はお店に所属しててもお客を呼べるかは個人戦だし、結局しっかり営業してれば、1か月もすれば結果で出て来る。そこも面白く、やりがいがあった。

(お店の照明が暗いので、若くてそれっぽい恰好してれば、美人でなくても全然OK)

 

正確に言うと、この時当時の恋人と、アプリとか作って生計を立てたりとか、自分達で稼いで生計を立ててみたいねという事になり、2人とも会社を辞めて、私は水で2人の当面の生活費を稼ごうと思ったりしていた・・・

ただ、この時の恋人には大変申し訳なかったのだけれど、私はどっぷりハマってしまって、結局じきに別れる事になった。

やっぱり特別な、独特の魅力のある仕事だよ、、、危険というか罠も多くあるけど、、特に若いうちはホントに面白いと思う。

チヤホヤされるし、こういったところに呑みに来れるお客さんはある程度社会人として成功してる人達なので話も面白いし、押しも強い。

恋人に、お金のために水商売をさせる事は絶対におススメしない。(高確率で別れることになる)

 

そんなこんなで、1年弱ほど水だけで生きてた時、旦那は、常連さんに連れられてお店に現れた。

見た目恰好いいとは言い難かったけど、年齢層高めのお店だったから、まず30代(後半でも(^^;))のお客さんはごく少ないし、テレビマンだけあって、話も面白く、それにお店をよく知っていた。

アフターで連れて行ってくれるお店にセンスがあったし、エスコートの仕方とか、とにかく相手を楽しませたいという気持ちが前面に出てて、お店と関係なく、友達として個人的に付き合ってもいいなと思える人だった。

 

旦那はお店に通うようなタイプでなく、私が居たお店に最初来たのも、半ば強制的に連れて来られた(もともと紹介でしかお客さんは来ないが)らしい。

そこで名刺を貰った私から営業をかけられてお店に足を運ぶ事になるのだけれど、私をいいなと思ったのは、放送が近いから観てねと案内された番組を私が観て、感想をメールしたのだけれど(私は普段テレビをほとんど観ないのだけれど、それはNHK教育か何かの真面目な番組で、私は旦那の面白い喋りと番組テーマの真面目さとのギャップに、どんな番組なんだろうと興味を持って観たのだ)、その感想が的確だったのと、携帯からのメールなのに、パソコンの画面で見た時に改行とかきちんと表示される事に感心したらしい。

携帯から打ってるのに、相手のメールアドレスがPC用だからPCで開いた時に見易いように整形してるなんてタダモノじゃない、と思ったらしい。

 

・・・これにはカラクリがあって、実は私は営業メールをパソコンから打っていたからなのだが。

営業メールは家でパソコンから、でも返信は携帯に欲しかったので、パソコンからメールしつつ、メーラー(Beckey)でメールヘッダ―のfromに携帯のアドレスを入れてただけである。

今ではメールサーバーのチェックが厳しくなって多くのメールサーバーでスパム扱いされてしまうため、この手法はもう使わなくなったが、当時はドコモもAUJ-phone(vodafoneだったか、、そうまだsoftbankじゃなかった(^^;))も、fromいじってあっても普通に届いたのだ。

それを聞いたのは、結婚が決まってからで、しかも他の人も居る時に(どこが決めてだったの?みたいな振りをされたのでそんな話になった)で、いや、それは、、それはPCで打ってたからや・・・!と冷や汗掻いたが(すぐに言えず、後に2人きりの時にカミングアウトした)、今となってはいい思い出だし、もしかしてそれがなかったら、旦那とは結婚してなかったのかも知れない。

そう思うと、IT技術って、役に立つな!!としみじみ思う訳です。

しかももう1つの決め手なんて、読書感想文の延長だしね、、学校の勉強も、ちゃんとやっとくと結婚に役立つんだ。(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子ども会の話

今年私は子ども会の会長をやっている。

会長というと偉そうで、挨拶周りした新一年生宅のお母さんにも、会長って凄そうですねとか言われたけど自分が属してる子ども会の長で、毎年持ち回りのものなので凄くはない。

子供の数は20人前後、世帯数だと15人程度なので、大きな団体をまとめてるって程でもない。(子ども会によってはもっと多いところもあるし、少ないところもある)

ただ、子ども会のとりまとめ、子ども会連合(学区15の子ども会で構成)からの伝達事項を各家庭に伝えたり、月に1度の定例会(15の子ども会の会長と理事が集まって金曜の夜に行われ、2~3時間掛かる)や各種行事の準備、当日参加、等、やる事が多いので、皆尻込みして、通常、毎回選出は難航する。

PTAは学校との連携だけど、子ども会は市区町村と学区と連携していて、会長の他に理事という役割があり、この理事さんが市区の会議に出席し、私たちと区とを繋ぐ。

学区の会議には、15の会長から代表を選出し、代表に出席して貰って、学区と繋がる。

で、この代表が私である。(代表は2人で、もう1人居て分業している)

一昨年はPTAのベルマークの部長やったし、周囲からみれば、やけに積極的にPTAや子ども会に関わっている人である。

別にやりたいって訳ではないんだけど、、、

(そもそも子供1人につき学級での役員を1回、地域での役員を1回する事になってるし、更に子供会の役員も1回はしないと人数的に回らず、子1人で3回(年)は何らかの役員やってる事になり、子供の数が多いと役員やりっ放しでないとこなせない)

選出の時に、サッと立候補で決まればそれでいいんだけど、高学年の学級でのPTA役員選出、役職選出、子ども会の役職などは、本当に決まらず、重苦しい空気が長い時間流れる。

特に子ども会の代表選出の時は長かった・・・たまたま隣に座ってた会長さんがやろっかなぁと言い出し、なら一緒にやりましょうかと2人で申し出るまでに、1時間掛かったのだけれど、例年は2時間とか掛かるらしく、今年はすんなり決まりましたね!って前任の代表さんが言ってた。(--;)

クジで決めてしまう事もあるけど、クジで決まった人より立候補で決まった人の方がパフォーマンスが高い事は前任の人達分かってるので、なるべく立候補で決めたいというのがあるようで。

 

一応、自分の目の前に、困難な道と楽な道が提示されたら、困難な方を選びたい、選ぼうと、自分の生き方としては決めている。

本当はもっとボランティア活動をしたり、ガンガン寄付したりとか、社会貢献の簡単で積極的な方法は沢山あるとは思うけど、残念ながらまだまだ俗物でそこまで悟れてないので、とりあえず目の前に提示されたものに関しては、面倒毎でも引き受けようと思ってる。

なので、どなたかやってくれる方、いませんか?と連呼されると、自分が呼ばれてるような気がしちゃって、手を挙げちゃうんですよね。でないと逃げてるようで。

 

それに、小学校も高学年になると、学級委員をクラスで選出するし、委員会や部活動で委員長や部長を決めたり、役職を選出するという事が出て来て、やっぱり子供には、積極的にそういった事をやって欲しいという気持ちもあり。

子供には、自分の属するコミュニティなんだから、皆の役に立てる役割を進んで引き受けるべきだし、務めれる能力があるならトライしてみるべきだよと説いてるのに、自分はしないという訳にはいかないでしょう。

基本子供は、親の背中を見て育つ訳で。

 

というか、つい引き受けちゃうと同時に、PTAや子ども会の組織って実際どうなってるのという興味もあるし、子供に、お母さんもやっている、とアピールするにはむしろ美味しい機会だなと思ってる部分もあって。

旦那が仕事で頑張ってても、子供にその過程を見せるのは難しいし、その成果物(仮に見えるものだったとして)を見ても、旦那がどんな風に貢献したのかはよく分からないだろう。

でもPTAや子ども会なら子供の目に触れ易い。

PTAなら単純に学校に親が来てるだけでも喜ぶし、ベルマークの部長やった時は、ベルマークの便りに私の名前が載ってて、「ママの名前だね」と子どもも誇らし気だった。

今年は代表なので、イベントの開会式や閉会式に宣言したり、表彰したり、何かと前に出て動く事が多いので、これも子供には大いにアピール出来てると思う。

もちろんその裏で色んな雑務もしてる訳だけど、区政の会議はアツいし、それも皆さんボランティアで活動されてると思うとそれだけで敬服だし、全体的にかなりきちんと組織されてて、子ども会の意見も言い易く、学ぶ部分もとても多く、しかも子供に母が地域貢献してるところをアピール出来て、正直いい事尽くめだなと思ったりもする。

もちろん、私が会議に参加する時に子供達を見てる旦那や、夜の定例会の時に弟達を見ててくれる長女の手助けがあればこそだけど。

旦那は私が午前中会議の時はお昼ご飯を作ってくれたりするし、長女は夜、弟達をお風呂に入れて、歯も磨いておいてくれる。(長女にはいつも本当に助けて貰ってる)

 

結局今日も長々書いたけど、言いたいのは、面倒臭いとか、手際が悪いとか非効率とか色々言われる、PTAや子供会、確かに無駄な部分やどうなの?って事もあるけど、それは中に入れば変えていける余地もあるし、それに子供へのアピール効果を考えれば、決して割に合わないものではないのでは?って事です。

子ども会なんて、別に会長や役職やってなくても、ただイベントを企画して開催するだけでもアピールになるしね。

 

今年、新一年生が多いから歓迎会を4月当初に行ったのだけれど、そこで私は前からやってみたいなと思ってた謎解きをした。

一人謎を考えて仕込み、用紙を用意して。

景品とか名札の用意、荷物搬入、あとペットボトルボーリングの準備とかは他のお母さんがやってくれて、私は謎だけ(とあとクイズ、、、でもこれはネット上から適当に拾った)に集中。

ちょっと難し過ぎたみたいで難航してた部分もあったけど、まぁ、それなりに楽しめたのではないかと思う。

それに、とにかく私が一度やってみたかったのだ。

準備してたのは3月で、この時期は新会長も招集があったり、会議にも顔合わせの挨拶で出なきゃならなかったり、しかも冬休みで子供達がフルで家に居て、双子の入園準備もあり、すっごい忙しかったけど、でも長女が小学生のうちにやりたかったので。

別にそこまで拘らなくていい場面でわざわざ謎を考えて仕込み、当日進行、謎解きに誘導する、無駄にアツい母の姿を見せておきたかったんですよね。

ほんとそういうアピールには最適な場だと思うので、みなさん、子ども会をそんな風に活用するのも、いいんじゃないかと提案します。(^^;)

  

 

 

 

 

 

 

  

 

習い事について

小さい時、両親が泳げるのに、自分が水泳教室に通っているのが、不思議だった。

それを母親に聞いたら、「自分は泳ぎが得意ではないし、お父さんは島育ちで泳ぎは得意だろうけど、自己流だから、きちんとしたフォームを習った方がいい。」との回答だった。

その時は、ふーん、と引き下がったけど、イマイチ納得はしてなかった。

 

今親になり、自分の経験から、子どもにはこうしたいって思う事は色々あるけど、自分が出来ることは、習わせるんじゃなくて、自分で直接教えたいってのも、その1つ。

水泳、私は教室に通って、バタフライまで泳げるし、フォームも綺麗なのかも知れないけど、でも泳ぐの遅いし、とりあえず今までのところ、泳げた事が特別役に立ったって事は、ない。

平泳ぎは海でもプールでも、確かに泳げてよかったなとは思うけど。

正直他の泳ぎは、学校の体育で多少役立った程度だ。

書道も習ってたけど、ただその場所に行って、書いてただけだし。

確かにたまに先生が直してくれたりもしたけど、わざわざ通ってた甲斐があったのかというと、とても疑問だ。

 

なので、子ども達には、私(とたまに旦那も)が泳ぎを教えている。

長女は本人が積極的だった事もあって、3年生である程度形になり、4年生で25M、今は50Mも泳げるし、遅いけど背泳ぎ出来るし、バタフライもまだ練習中だけど、ほぼ泳げるようになってる。

長男にも同じように教えてるんだけど、顔に水を浸けるのをどうしても嫌がり、1、2年生の時はほとんど上達しなかったけど、背浮きの大切さを説いて(動機付け)何とか背浮き、背泳ぎの練習だけさせてて、それでも今年は何とか、クロール泳げるようになりました。

息継ぎがまだ出来ないけど、まぁここまでくれば、時間の問題でしょう。

長男は全然やる気なくて文句ばっかで、教えるのも苦労したけど、でも今となってはいい思い出です。(^^;)

 

あと、ピアノも私が教えています。

ピアノを子供に教えてる、という言うと、「音大出なの?!」って言われるけど、もちろん違うし、子どもに教えるのに、そこまでの技量、要らないと思う。

特にピアノは教本が豊富で、この時期ならコレ、と目安が分かるし。

ある程度教えて、適性があるとか、本人が希望したら、習えばいい。

確かにピアノの発表会はいい経験になるし。

 

書道は、冬休みと夏休みの宿題で出るので、そういった長期休みの時に、2、3回見るようにしている。

私は特別習字が上手い訳じゃないけど、大人だから子供よりは十分上手いし、筆を立てて持つ事、トメハネハライの力の抜き方、字を大きく書く事、を教えるだけでも、劇的に上手くみえるようになるし、一緒に筆を持って何回か書いたりしてるうちに、本人もコツを掴んで、書くのが楽しくなってくるように見える。

というか、旦那が意外に書道上手くてびっくりした。

聞いたら、確か1級まで行ったと言っていた、、何だこんな身近なところに使える人が居たのか。

 

あと、英語も教えている。

が、英語は結構、難しい。試行錯誤中。

小学校低学年のうち(幼児期には教えない事にしている、、、日常的に使い続けないと忘れるし、先にきちんと日本語をマスターすべきだという家庭方針)は割と喜んで取り組むのだけれど(本当に教えたいのは上の子なのに)、そろそろ本格的にやって欲しい高学年時期になると、時間を取っての英語の勉強を、やりたがらなくなるのだ。

かといって、日常的に使おうとしても、イマイチ上手く行かない。

こちらが英語で話し掛けても、日本語でしか答えないし、そもそも逃げて行ってしまう。

これはモチベーションがないと無理と悟って、長女には仕掛けをし、今のところそのおかげでやる気になっていて、この感じが続けばいいなと思ってるけど。

(仕掛けに関しては、長くなるのでまた別の機会で、、、とにかく、本人が英語を喋りたい、喋れないと、と思わないと無理)

 

あと、そろばん。

と言っても、私はソロバン、やった事がないのだが。

そろばんは、最初通わせていて、長女は教室が見付からずブランクがあるものの今も通っているのだが、真ん中の子には、私が教えている。

本当は通って欲しいし、本人もソロバンは嫌いじゃないのだけど、友だちと遊んでるのに、ソロバンのために自分だけ先に帰らなければならないのが嫌だと言うので。

気持ちは分かるし、私も毎回呼びに行ったり、押し問答するのも疲れたし、友達遊びだって大事なので、ソロバン教室は辞めてしまって、家でする事にした。

その時点で5級程度で基本的な事は出来てたし、長女に聞く事も出来るので、今のところ、私がソロバン出来なくても、何とか教えれているように思う。

私は珠を弾くのは劇的に遅いが、大人なので、テキストでやり方を理解して教える事は出来るのだ。

ただ、基本的には暗算出来ないと意味ないので、そちらに誘導出来てるのかと言うと自信ないので、出来れば通って欲しいのだけれど。

 

話が少し逸れるが、長子にきちんと習わせたり教えたりするのは、下の子にそのコストを掛けるよりも得だと思う。

上の子が習ったり練習していると、下の子はそれが当たり前だと思うし、家で長い時間を共に過ごすので、倫理観も継承し易い。

長女が幼い時に、絵本を敷石のように並べて踏んで歩く遊びをし始めた事があり(単に形を利用しただけで悪気はない)、その時に、絵本は踏んじゃだめ、本には、書いた人の思いが詰まっていて、本を踏み付けにするのは、その人を踏むのを同じ事だよ、って注意した事があったのだけれど(幼い私に母が教えてくれたまんまやけど(^^;)、それを、少し大きくなった長女が、同じように絵本を踏もうとした弟に説教してる場面に遭遇した時に、何というか感動すると同時に、これは、、使える!!とも思いました。(^^;)

  

思い返すと、そういえば父親は私に色々教えてくれてたなぁ、、

人生の教訓めいたものももちろんだけど、将棋や五目並べ、麻雀、トランプ(大富豪)の相手もよくしてくれたし、スケートもスキーも父に教わった。

スキーは一度、ちょっと挑戦してみるか、と中級コースに連れていかれて、でもそれが急斜面にめっちゃデコボコのあるコースで、しかも結構吹雪いてきちゃって視界も悪く、私は正直無理だと思った。

ももうリフトで上がっちゃってるし、父は何とか降りよう、斜めに、少しずつ降りれば大丈夫だ、という。

しかも、もう1人年子の弟も一緒で、父は弟の面倒を見ていて、私は一人で降りなければならなかった。

滑り出す度に怖かったし、何度も転んだ。

正直やっぱり無理だと思った。

けど父は、大丈夫、もっと斜めに、少しずつ行けば行けると。

仕方ないのでトライしてくうちに、確かにコツを掴んできて、あんまり転ばなくても進めるようになり、ごくごくゆっくりで時間掛かったけど、気付いたら、ちゃんと下まで降りて来ていた。

自分、凄いと思った。やれば出来るんだって、ホントに思った。

今でも、先が困難でデコボコが沢山あるような地点に立った時、あの時のコースを思い出す。

そして、困難に見えるけど、やり出せばちゃんと、少しずつでもクリアしていけば、だんだん楽になって、最後はゴールに行き着くって思える。

 

実際のところ、私は結局、そんなにスキーは上手くならなかった。

父が転勤族で、そんな風に気軽にスキーに行けてたのは長野に住んでた時だけって事もあるかもだけど、運動は全般に苦手だし、基本的に運痴なんでしょう。

マラソンだけは得意なタイプ。(^^;)

でも技量だけでは全然ないんだ、教えて貰った事は。

私も、技術以外の事も、共有しながら、子どもに教えて行きたいと思ってる。

それに特にピアノがそうだけど、下の子になるにつれて、自分の教え方どんどん上手くなってるし。

どうしたら上手く教えれるかな~って試行錯誤するのも、結構楽しいものです。

(お互い熱くなって衝突する事もあるけど・・・(^^;))

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男性が別れ際についしちゃう貯金とSFの話

男の人って、みんな同じだよなぁって思う事の1つで、別れ際に急に秘密を語り出す、という現象について、今日は書いてみたい。

私は極めて惚れっぽく、しかも守備範囲が広いため、恋愛は多くしてきた方だと思う。

中にはごく短いもの、一方的に好きだったけど上手く行かなかった恋、付き合ったと思ったら別れたようなものもあるけど、1人暮らしをしてからは基本長めに付き合った人とは同棲していたため、長く付き合った人は、それなりに長い。

短くても1年以上、長い人だと2年、かな。

私は同棲は好きだが、自分の領域に入り込んで欲しくなく、家事等は自分でやりたいタイプだし、料理が好きな訳ではないが、誰か相手が居れば、作るのは好き。

多分一緒に住んでると都合のいい使える女なのだろう、同棲してた相手に別れを切り出すのはいつも私だった。

 

で、別れ話の山場が過ぎ、もう修復不可能だよね、みたいな諦観系の空気が流れた時、大体相手が始めるのが、これだ。

まず、実は貯金が〇〇円あって・・・というもの。

付き合ってる相手に、貯金額を言い難い気持は分かる。

自慢してるみたいに聞こえる上、そんなに持ってる割にはお金の使い方がケチだと思われかねない。

けど何でそれを別れる時に言い出すのか。

貯金で私の心を引き留めようとする作戦?というか、それで心変わりする女でいいの?

こんなに貯金のある俺と別れるなんて、、という負け惜しみ?

それとも、ずっと隠してた(特に喋らなかった)事に対する罪悪感があって、最後に打ち明けるべきだという感情が湧いて出るの?

 

しかもこの金額、内2人が同一でびっくり。

同棲してた人数、それほど多い訳じゃない(片手で収まるよ)のに、貯金額が全く同じってどういう事?

ちなみに2千万なんだけど、、、

おとこなら 貯金とりあえず にせんまん

みたいな詠み歌でもある訳?

これ2人目の人が言い出した時は、シリアスなシーンだったのに、その既視感にクラクラした、、、何でそこ被る??

 

あとは、、もうこれ自分でも今でも何だったんだろ?って思うし、どの人もごく正気だったんだけど、

急にSFが始まる。

一人、(私と付き合う)前に自衛官をやってて、付き合ってた時はMLM(いわゆるねずみ講・・・怪しいよね)で生計立ててた人が居るんだけど(私は当時未成年だったので勧誘とかはされなかった)、自衛官時代に、人を殺した事があるって言い出すのよ。

言うには、そういう特務をする機関があって、何回か、ちゃんとその特務をこなしたらしい。

自衛隊には、その特務をするカモフラージュのために入ったのだと。

確かに、ちょっとサイコパスっぽいとこがあって、冷徹に切り捨てれる面みたいのを持ってたから、もし仮にそういう事があっても、この人ならこなすだろうなという雰囲気はある。

で、何でそれを辞めたかと言うと、ミスして味方をやってしまい、それがトラウマになってもう出来なくなったから、らしいのだけれど。

何ていうか、なかなかこれ人に話せないし(言っても信じて貰えないし、私だって本当とは思えない)、かといって、創作話をするような場面でもないし、相手すっごいシリアスだったし、、、私の中で、未消化の記憶。

何かしら脳に障害があって、そう信じ込んでいたのかな、、、でもそれまでは、ごく現実的な面しかなかったけど。

 

あとは、この人は私と同じ学生だったんだけど(大学や専攻、学年は違ったけど)、高校生の時に、ある犯罪で大金を手にした事があるって言い出すのよ。

ある建物のセキュリティを一時的に解除して、何か物なりお金なりを盗み出し、またセキュリティを元に戻す、というものらしいのだけれど。

そのセキュリティの解除、施錠を一気に行うのが肝で、そのために、その時間限定でアルバイトで人を雇うらしい。

アルバイトの人達は、自分たちが何をやってるかは知らなくて、ただ指示通りに動くだけ。

その方法、私に話した時点では、もう手法が割れてて、他の人もやり始めてるから言うね、みたいに言ってたけど、当時思い付いてたのは俺だけって言ってて。

それも1回じゃなくて何回か繰り返してて、警察にもマークされて、2人の男に電車で尾行されて、質問もされた事があるらしい。

けどその時高校生だったし、高校生がまさか・・・みたいな感じで、捕まらなかったらいいのだけれど。

で、それで大金を手にしてそうなのだけれど、続きがあって、人の気配を感じ取れる装置(この壁の向こうとかに誰かいるか、が分かるもので、こういう装置あるんだけどと持ち掛けられたらしい)を購入したくて、そういった系の装置をいつも取引してる人(いつも直接取引をするんだけど、壁とか挟んでて、顔は見た事ないらしい、お互い)に注文して、お金を渡したら、実はその人がいつもの人ではなくて、騙されたんだって・・・

それで資金がなくなっちゃったし、警察にもマークされてたから、止めたって。

その時、儲けてたお金で、車をオーダーメイドで買おうと注文してたらしいのだけれど、慌ててキャンセルした、って笑ってた。

 

いやね、有り得ないって思うでしょ?

でもこの人、凄い変わった人で・・・

大学2年生の時に就職活動をしてたり(本人曰く、社会勉強のため。もちろん2年生では企業は相手してくれないから、履歴書には3年生として書いて、面接でもその様に振る舞う)、人に意図的に勘違いさせたり、煙に巻くのが上手くて、この人なら在り得る、と思える部分もあり。

 

あと更にもう1つカミングアウトしてきて、実は前(というか、私と付き合い出した時はまだやってて被ってたらしい)、女性を相手に性的なサービスをするお店で働いてたと言い出して。

言われてみれば、何かと家空けてたし、変な部分もあったのだけれど、、で、店でもHしてきてて疲れてたけど、そのまま寝ちゃったら不自然だから、私ともしてたって言うんだよね。

確かに、すっごい遅漏で、2時間とか時間掛かる事もあって、どんだけ?もう眠いよ、というか、途中寝てた事もあったし、あぁそーなんだ、そりゃそう簡単にイケないよね、、ていうか、、えええ???!!!って感じで。

 

しかもエースだったって言うんだよね・・・

そういうお店って、男性達の序列が厳しいらしく、新人とか扱いヒドイらしいの。

でも完全実力主義で、売り上げが高ければエライ、みたいな感じで、彼は絶対1番になると決めて頑張り、実際1位になってたらしい。(月によっては2、3番とかもあったみたい)

ロッカーも、売り上げが少ないと使えないらしいのだけれど、先輩達を尻目に一番使い易いところを広々使ってたって言ってた。

 

この人とは2年以上(旦那以外では一番長い)付き合ってて、多大に影響受けたし、いっぱい勉強もさせて貰ったけど、そんなマイペースな、自分勝手な、秘密主義なところが私はもう嫌になってて、だから何?って感じもあったけど、一気に色んな辻褄が合ったりして、何ていうか、、、貴重な経験でした。

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニュージーランドの話

旦那が、1か月程、海外に行こうかなと言い出している。

目的は英語である。

1か月も日本を留守にするなんて、仕事の都合上考えられなかったが、今期は大きく仕事形態が変わる予定で、冬位なら行けるんじゃないかと言っている。

うーん、、そりゃ確かに行かないより行った方が英語的にはいいとは思うけど、旦那の今の英語力で1か月程度海外に行っても、そんなに伸びるかなぁと私は思う。

  

一応旦那にはこれまでも、英語を身に付けたいという気持ちがあり、スピードラーニングをやってたり、私が簡単な英語で問いかけると、答えようとしてたりしていた。

(でも家庭内で英語を使うのは嫌らしい、、、理由は家でリラックスできなくなるから、だそうだ。)

スピードラーニング、車の中とかでいつも流してたのに、旦那的には効果ゼロだったらしいけど・・・(20巻まで家にあるけど)

まぁ、聞き流すだけで身に付くというCMの文言を信じちゃう旦那もどうかと思う。

多分何だかんだ言っても、ある程度は英語力が既にある人向けのものなのだと思う。

私には結構役に立ったし、、あぁこういう場面では、こう言うんだな~とか。

 

話が逸れるけど、旦那はとにかく努力をしないで手に入れたいという気持ちが強いらしく、スピードラーニングもだけど、ダイエット食品とかにもめっぽう弱い。

楽して痩せられるはずがないし、仮にあったとしても絶対別の面で体に悪いと私には分かってるけど、彼は、どこかに魔法のような方法があるはずだと信じているようだ。

寝具に関しても、旦那は素晴らしい寝具で寝れば快眠が得られると信じてるようで、よく寝具を買い替えたがる。

子供の成長と共に、寝具は買い足して行くものだと思うが、我が家に関しては旦那のお下がりで事足りる。(--;)

(旦那的にはマットはテンピュールが今のところベストらしいのだが、テンピュールは夏に極めて暑いという致命的弱点がある)

 

話を英語に戻すが、私は、学生時代に、オーペア(Au Pair)という形態で、ニュージーランドに滞在していた事がある。

3か月という短い滞在だったが、確かにこの経験により、私は英語が喋れるようになった。

初対面のネイティブと話すのは、相手がこちらを非ネイティブとして扱える人でないと難しいが、英語を母国語としない人と話す分には、それほど支障ない。

でもそれは、私に英語力の下地があったからである。

下地と言っても特別な事でなく、学校で勉強する英語がしっかり身に付いていて、読み書きが出来ていればOK。

正直文法なら、基本的な構文と、5W1H、助動詞、よく使う動詞の過去形を知ってる程度でイケると思う。(会話なら)

会話するだけなら、過去分詞とかほぼ要らない。過去形すら、頻出の不規則動詞以外はあまり要らない。

過去の事なら、yesterdayとかbeforeとか付けとけばいい。三単現のsも無視して差し支えない。

(もちろん余裕があるなら出来るに越した事ないが、あんまり複雑な文法使うと、今度は相手に通じないし、ネイティブにも変な顔される)

単語はなるべく知ってるに越した事ないが、英語を母国語とせず習ってる人なら、同じような単語を習って知ってるので、めちゃめちゃカバーしてなくてもそれなりに知ってれば、かなり通じ易い。

それに、読み書きと違って相手が目の前に居るのだから、分からない場合は聞き直せば、別の言葉で喋ったり、説明したりしてくれる。

子育てをした事がある人なら分かると思うけど、日常会話なら、ごく少ない語彙だけで暮らせる。

日常的に使われる、生活に必要な言葉は、ホント限られてる。

 

で、私はその時、午前中は現地で外国人を対象とした英語学校(めっちゃリーズナブル)に通ってて、午後は友達と過ごしたり、オーペアは、無料で家庭に滞在させて貰う代わりに、家事を手伝うものなので、家の掃除をしたり、子どもの相手(保育園の迎え)をしたり、夕ご飯を作ったり、していた。

ちなみに、オーペアは、女性ならかなりオススメの制度である。

家事と言っても、日本ほどの精度は要らない。

掃除機も、最初毎日掛けてたけど、どうやら週に2回程度で十分なようだったし、家事はなるべく簡単に済ます物と認知されてて、洗濯物は干さずに乾燥機で乾かすのが基本だったし、食洗器も、当時はまだ日本でもそこまで普及してなくて、しかも日本のは小さいけど、向こうのは業務用ですか?って位大きく、貯めておくことができて、便利だったし。

(これは派遣先の家庭によってかなり違うかもだけど、、、どうやら私が滞在してたお宅はお金持ちだったみたいで、シャワーの水とかも何も言われなかったけど、あまり使わないように言われる子も居るし、知り合いの子は、床が常に黒く汚れてて、冷蔵庫のチーズの中にゴキブリが入ってるお家に最初派遣されて、泣いたって言ってた。ただ、エージェントに言ったら、替えて貰えたらしい)

それに、家の中に入り込んで家事する訳だから、当然家族ともそれなりに会話する必要があるし、特に一番下の3歳の子との会話は、英語上達に役に立った。

小さい子は活舌が悪いし、そもそもネイティブの言葉はスラングも多く聞き取りにくいのだけれど(NZは訛りも強いし)、個人の独特の喋り方も、慣れると聞き取れるようになってくるし、特に子供は簡潔に喋るので、分かり易かった。

し、日本だと、他所の家庭に入り込んで、他所宅の育児の仕方とか生活スタイルとか目の当たりにする機会ってほぼないと思うんだけど、このオーペアの経験は、私がこの後、家庭を持って子育てする上で、大変役に立っている。

 

後は、英語学校も凄く良かった。

ここで国籍問わず、友達がたくさん出来たし、主に来てたのは、中国人、台湾人、韓国人、ブラジル人、タイ人、で、それぞれの国の子の民族性の違いも面白かったし(有り得ないと呆れる事もあったけど、きっと日本人にだって、彼らがそう思う部分はあるんだろう)、日本で嫌韓の空気があったり、中国人を嫌う風潮が感じられる時があっても、私は実際この時彼らと仲良く普通に会話を楽しんでた経験があるおかげで、変な先入観とか偏見から解放されているように思う。結局みんな、同じだよね、って。

 

旦那も、私が通ってたような英語学校には現地で通うつもりらしいのだけれど、私が行ってた当時、旦那みたいな年齢の人は居なかったけど、ちゃんと溶け込めるのかなぁ、、、まぁ、旦那なら何とか入り込みそうな気もするけど。

女の子はオーペアだったけど、男の子には、農場に住み込んで、羊とかの世話をする仕事があり、それを勧めた(おっさんの需要があるのか知らないけど(^^;))けど、旦那はそういう頑張りは嫌らしい。(そもそもvisa関係の年齢制限があったような気もする)

シェアハウス(個室に共同のキッチンが付いてる)も嫌らしいのだけれど、ワンルームマンションみたいなの借りちゃうと、他の人と会話する機会があるのかな?って思うけど・・・

私は、夜、英語学校で知り合った友達2~3人と、バー(ホントにバーで、フラッと中に入って、カウンターでドリンク頼んで、立ったまま会話とか楽しむ)に繰り出し、フレンドリーそうなグループを見付けては話し掛けて、ネイティブと英語で喋る機会を得るというのをやってたんだけど、ちょっと目立つ格好で歩いてるだけでも声掛けてきたりするし、まぁ向こうの人は全体的にフレンドリーだし何とかなるかもね、って言ったら、それは若い女性だったからだって返された。

まぁ、確かに旦那が、バーで突然話し掛けてきたら、ほとんどの人は警戒するかも。(--;)

でも確かに何か「しながら」は必要だよな~、魚釣りでもしようかな、とか言ってたけど、、

何にせよ、(ホントに行けるのか知らないけど)、行く気なら、もう少し英語の下地は必要だと思うよ・・・

 

  

 

 

 

 

 

 

男児あるある

・帰宅すると、とりあえず裸。

・ダンゴムシはポケットに入れて持ち帰る。

・最短距離で家に帰ると決めて、他所の家の塀を乗り越える。

・大の後、お尻を拭かない。小の後も拭かないので、まさかのペーパーレス。

・不在時に電話が鳴ると、何をやらかしたのか・・・と暗い気持になる。

・とりあえず実は食べる。

・いつの間にか、ヤモリを飼っている。

・いつの間にか、ザリガニも飼っている。

・そしてそのザリガニが、お風呂場の排水溝で見付かる。

・勝手に友達に、私が車でどこかに連れに行く約束をしてくる。

・友達と帰宅する。

・むしろ友達の方が早く家に到着。

・レジ周辺で落ちてるお金を探す。

・自販機下貯金の方がおこずかいよりずっと高額。

・貯めたお金は防災グッズに消える。(サバイバルっぽさに憧れるようだ)

・簡易テントまで買うも、畳めない。

・秘密基地を作るために、いつの間にか金槌と釘を購入している。

・が庭の草むらに隠していたため、釘が錆びてる。

・得体の知れない半分ゴミみたいなの拾って、交番に届ける。

・交番から電話掛かってくるのでビビる。

 

 

 

双子を育てていて思う事

うちの一番下の子達は、双子です。

自分が双子を授かるなんて全く思ってなかったし、そもそも私は1人ずつ丁寧に育児したい気持ちが強く、少なくとも3年は出産間隔を空けるように調整してたから、2人いっぺんになんて、全然生まれて欲しくなかったし。

でもね~、これが~、、授かると、めっちゃ可愛いんですよ、双子。

双子に恵まれるなんて、本当に本当にラッキーだったなぁと日々幸せを噛み締めています。

確かに最初の3か月、いや半年、いやいや1年かな~、、は大変でしたけどね。。

上の子達が居て、長女はもう小学生だったから、里帰り出産も出来なかったし。

でも1歳を過ぎたら、一緒に遊ぶようになるので、もう全然大変じゃないです、双子。

離乳食だって、与える遊びだって、全く同じに進めればいいので、年子とかより楽だと思います。

男女とか、発達差があると、また違うかもだけど、うちはほとんど差がないし。

1.5倍の労力で2人育てられる感じです。エコ!!

確かに、本来なら自分1人が受けれるはずの母親の時間始め、何かと分かち合う事になるので、可哀想に見える部分もあるかもだけど、その代わり、常に同じ年の友だちが一緒なんて、ラッキーだと思いません??

うちの長女は、いつも羨ましがっています。

 

で、双子を育てて思うのは、持って生まれた性質って、ホントに絶対なんだな~って事です。

全く同じ様に育ててるのに、性格や行動が違います。

全く同じもの食べさせてるのに、食べ物の好き嫌いが違います。

よく、双子だと2人で1つ、補完し合うから、全く正反対の性格になるよ、なんて見聞きするけど、私の感覚としては、単に別の性格なだけ、かなと思います。

食べ物も嫌いな物は違うけど、その他のほとんどの食べ物は共通に好きで普通に食べて、ごく少数の嫌いな食べ物が、たまたま被ってないだけだし、お互いに嫌いな物をお互いのお皿に載せて消化する(^^;)ので、補完し合ってるように見えるだけなのと同じで。

確かに片方(次男)の方が社交性があって優しく、大人の言う事もよく聞いて気配りも出来る一方、もう片方(三男)は集団行動が苦手でマイペースで、そこだけ見ると正反対みたいに見えるけど、それ言うなら、長女と長男も正反対、になっちゃいますから。

(長女と次男、長男と三男が性格は比較的似ている・・・でも絵が上手いのは長女と三男、とか得意な事はバラバラ)

 

ま、いーや、正反対かどうかはどうでも良くて、言いたいのは、この持って生まれた性質自体を捻じ曲げる事は親なんかには無理だろうな~って事。

箒は塵取りになれないし、塵取りは箒にはなれない。

確かに環境は人を変えるので、ある偏った(通常でない)環境を何年にも渡って与え続けたら、かなり性質は変わるかもだけど、そこまで極端な事って、普通の家庭では出来ない(し、しない)から。

結局、根源的に好きな事、興味を掻き立てられる事、短時間で要領を掴んだり深められる分野って、もう生まれ持ってるもので大方決まってると感じます。

でも逆に、倫理観や人生への充足感の感じ方、みたいなのは、親の影響をガッツリ受けるでしょうね。

真っ新な状態で生まれて、(特に幼少期は)ほとんど親としか接してないですからね・・・

まず一緒に住んでる家族の人数が少ないし、本気で諭してくれる大人も、ほとんど居ないし。

 

親が子どもに与え(れ)る影響については、長くなるので、また機会あれば別で書く事にして、今日言いたいのは、親は子供が思う様に行動してくれなくても、そんなに気にしなくていい!って事なんです。

そういう子なんです。親の努力でどうにかなるってもんじゃない。

うちの長男と同じ年の第一子を持つ友達が居て、他県に住んでるのでたまにしか会わないんだけど、たまたま奈良公園に一緒に行く機会があり、奈良駅で待ち合わせて奈良公園に向かったんだけど、あ、鹿だね~って喋って、ちょっとうちの子の方見てる、ホントにちょっとの隙に、彼女の子が鹿に手を齧られてて、ホントにびっくりしました。

ダーって走って行って、角を触ろうとしたら、反撃されたらしく。

齧られたって言っても、全然跡とか残ってなくて、子どもの言う事だから、ちょっと鼻先当たっただけだったのかも知れないけど、本当一瞬の事で、、

それ以来私は、彼のようなタイプの子を、鉄砲玉タイプと呼んでるんだけど、こんな子を授かっちゃうと、ケガは親の責任、とか、周囲に何かしら迷惑掛けた時に、親の躾が、、とか言われても、親は逆切れするしかないと思うんですよね。

まず鹿を見て、走り寄ると思わないじゃないですか。更にノーコメントで角触りに行くとか。

うちの子達なら、有り得ないです。

 

前に、公園で他の車に石を投げたのに怒って、北海道の車道に男の子を親が置き去りにする出来事があったじゃないですか。

あの事件の少し後に、鉄砲玉を息子に持つ彼女に会う機会があり、あれって、どう思う?って話題振られたんだけど、

そりゃね、車から降ろして置き去りにしたい気持ちになる事も、ありますよ。

というか、ほとんどの親は、どこかに子供を置き去りにした事があると思う。

最初からこの時間になったら帰るよと理由も伝え、何回も延長し、それでもどんだけ催促しても帰ろうとしない公園とか、謎の理由で最初からやり直し、と何度でも後戻りさせられるスーパーからの帰り道とか、他所の小さい子が邪魔だからと叩き、強情に謝らないとか、親側だってブチ切れたくなる時は、あるもの。

特に時間が迫ってるとか、周りに迷惑掛けてる時、それに大人だって、沸点低い日は、あるよね。

ま、大きくなるに連れて回数は減っていくし、普通は置いて行かれた子は、そこから動かないから、ほとんどの場合は問題ないけど。

というか、ずんずん先に進んだものの、やっぱり子供が心配になって急いで戻ってきて、お互い反省して、抱きしめ合って、むしろハッピーエンドです。

でも中には居るんですよね、鉄砲玉タイプの子が。(^^;)

 

で、ホントそういう時に、親を責めるの、止めて欲しいと思う。

本当に虐待な親も居るかもだけど、それも、親だけを責めれるのかなぁ。

24時間、365日の育児の間中、親は冷静を保ってないと失格なの?

正直、張り倒したいって思う事も、あるよ。

私と同じく、4人子供が居て、しかもやはり下の子が双子という、知り合いママが居て、彼女はとても愛情深く子供達を育てて、私より子ども達の年齢差が少ない事もあり、尊敬もしているのだけれど、穏やかに見える彼女でも、家であんまりにも毎日凄い剣幕で怒鳴ってたそうで、ある日区役所からちょっと厚めの封筒が届いた時に、わー、ご近所さんに、虐待で通報されたに違いないって思ったって言ってたし。(開けたら普通の書類だったらしいけど)

 

ええっと、なので、子どもがヤンチャでも、鉄砲玉でも、周りに迷惑ばかり掛けてても、もともとそういう子なだけで、そもそも子どもはそういうものだし、貴方のせいでは、ないです。

逆に、大人し過ぎるとか、従順過ぎるとかの悩みもあるかもだけど、それも生まれ持ってのもので、親がどうこう出来るものじゃないと、思います。(性質上、親が直接導いてあげれる部分は、聞かないタイプの子より多いかも知れませんね・・・かも)

余計な事いっぱい書いちゃったけど、言いたいのは、そこです。

 

あと、最後になったけど、双子で面白いな~って思ってる事に、睡眠時間があります。

明らかに次男の方が、三男より寝てないです。

寝るのは同じ時間だけど、起きるのが早いです。

もちろん三男の方が早起きする事もあるけど、少ないです。

赤ちゃんの時から、ずっとそうです。

長女と長男でも差があって、年上にも関わらず、長女の方がたくさん寝ます。

まぁそこは姉弟でも差があるよねって思うけど、双子は、日中ほぼ全く同じ事して、同じもの食べてるのに、違いますからね・・・

でもそれは、身体が必要としてる睡眠時間がそれなんだ、という訳ではないようにも思います。

子ども達は4人とも軽いアトピーがありますが、長女と三男は軽く(風邪ひいたとか体調悪い時に少し出る程度)、長男と次男の方が比較的多く症状が出ます。(サメ肌だったり、特定の場所に長く出てたり)

私はこれ、睡眠時間の違いじゃないかと睨んでいます。

長女や三男でも、睡眠が十分でないと、症状が出易いからです。

目は覚めちゃう、でも本当はもう少し寝ていた方がいい・・・

脳は十分、でも身体はホントはもう少し睡眠が必要、ってこと??

何でなんでしょうね?不思議です。