My 3rd Life

それまでの私、こどもと私、これからの私。

結婚に役立つIT技術

今日は緩い話で。旦那との馴れ初めを。

当時、私は水商売をしていた。

話が飛ぶようだが、もともとたまにコンパニオンという、登録制のお店に派遣されるシステムを利用して、昼は会社でプログラミングをし、夜はコンパニオンでお酒飲みながらお喋り、という生活をしていたところ、何回か派遣されたお店の常連さんに、この店で働いてみないかと声を掛けられたのだ。

(仕事が忙しい時には難しいが、ヒマな時だと、週3とか行ってた、、その分行かない日に遅くまで仕事すればいいし)

いくつもお店には行ったけど、お店のサイズは小振りながら、客層が上品で雰囲気がよく、私もここのお店はいいなと思ってて、インスピレーションのようなものもあり、丁度時期もよく、会社は辞めてしまう事にした。

最初に就職した会社を辞めて、すっごい小さな会社に入り、そこでは最初は自社開発とか、受注案件を自社内で開発してて、学びも自由も多く、楽しく暮らしてたのだけれど、その会社が途中から派遣に力を入れ出し、客先常駐が多くなってきて、仕事内容が退屈になってきてたところだったので、水だけやってみてもいいなと思ったのだ。

客先に派遣される時には、何人かのグループで行くのだが、私以外は新人さん(派遣し出してから急に人が増えてた)やフリーの人で、私は社員だったから、その人達の勤怠管理とか進捗管理みたいなのもしてたのだけれど、まとまりで扱われて正当に評価されない仕事にやる気を失ってたのだ・・・

水はお店に所属しててもお客を呼べるかは個人戦だし、結局しっかり営業してれば、1か月もすれば結果で出て来る。そこも面白く、やりがいがあった。

(お店の照明が暗いので、若くてそれっぽい恰好してれば、美人でなくても全然OK)

 

正確に言うと、この時当時の恋人と、アプリとか作って生計を立てたりとか、自分達で稼いで生計を立ててみたいねという事になり、2人とも会社を辞めて、私は水で2人の当面の生活費を稼ごうと思ったりしていた・・・

ただ、この時の恋人には大変申し訳なかったのだけれど、私はどっぷりハマってしまって、結局じきに別れる事になった。

やっぱり特別な、独特の魅力のある仕事だよ、、、危険というか罠も多くあるけど、、特に若いうちはホントに面白いと思う。

チヤホヤされるし、こういったところに呑みに来れるお客さんはある程度社会人として成功してる人達なので話も面白いし、押しも強い。

恋人に、お金のために水商売をさせる事は絶対におススメしない。(高確率で別れることになる)

 

そんなこんなで、1年弱ほど水だけで生きてた時、旦那は、常連さんに連れられてお店に現れた。

見た目恰好いいとは言い難かったけど、年齢層高めのお店だったから、まず30代(後半でも(^^;))のお客さんはごく少ないし、テレビマンだけあって、話も面白く、それにお店をよく知っていた。

アフターで連れて行ってくれるお店にセンスがあったし、エスコートの仕方とか、とにかく相手を楽しませたいという気持ちが前面に出てて、お店と関係なく、友達として個人的に付き合ってもいいなと思える人だった。

 

旦那はお店に通うようなタイプでなく、私が居たお店に最初来たのも、半ば強制的に連れて来られた(もともと紹介でしかお客さんは来ないが)らしい。

そこで名刺を貰った私から営業をかけられてお店に足を運ぶ事になるのだけれど、私をいいなと思ったのは、放送が近いから観てねと案内された番組を私が観て、感想をメールしたのだけれど(私は普段テレビをほとんど観ないのだけれど、それはNHK教育か何かの真面目な番組で、私は旦那の面白い喋りと番組テーマの真面目さとのギャップに、どんな番組なんだろうと興味を持って観たのだ)、その感想が的確だったのと、携帯からのメールなのに、パソコンの画面で見た時に改行とかきちんと表示される事に感心したらしい。

携帯から打ってるのに、相手のメールアドレスがPC用だからPCで開いた時に見易いように整形してるなんてタダモノじゃない、と思ったらしい。

 

・・・これにはカラクリがあって、実は私は営業メールをパソコンから打っていたからなのだが。

営業メールは家でパソコンから、でも返信は携帯に欲しかったので、パソコンからメールしつつ、メーラー(Beckey)でメールヘッダ―のfromに携帯のアドレスを入れてただけである。

今ではメールサーバーのチェックが厳しくなって多くのメールサーバーでスパム扱いされてしまうため、この手法はもう使わなくなったが、当時はドコモもAUJ-phone(vodafoneだったか、、そうまだsoftbankじゃなかった(^^;))も、fromいじってあっても普通に届いたのだ。

それを聞いたのは、結婚が決まってからで、しかも他の人も居る時に(どこが決めてだったの?みたいな振りをされたのでそんな話になった)で、いや、それは、、それはPCで打ってたからや・・・!と冷や汗掻いたが(すぐに言えず、後に2人きりの時にカミングアウトした)、今となってはいい思い出だし、もしかしてそれがなかったら、旦那とは結婚してなかったのかも知れない。

そう思うと、IT技術って、役に立つな!!としみじみ思う訳です。

しかももう1つの決め手なんて、読書感想文の延長だしね、、学校の勉強も、ちゃんとやっとくと結婚に役立つんだ。(^^;)