My 3rd Life

それまでの私、こどもと私、これからの私。

運動会のリレーの話

先日、運動会アンケート回答結果というプリントを、子供が小学校から持ち帰って来た。

去年は書いたのだが、結局子供に持たせたアンケートを子供が提出しないまま期日後にランドセルから出て来たという事もあり、今年は書かなかったのだが、他の親御さん達はどんな事書いたのかな~と思ってサラっと眺めてみた。

大体当たり障りのない内容だったが、最後に、”リレーの選手選出についての意見も多く頂きました(具体的な内容については記述なし)、ご協力ありがとうございました。”で終わってて、ああ、確かにあのリレー見て、やっぱり思う所ある親は多かったんだろうな、と思った。

 

うちの子達はスポーツは自称得意であるが、そこまで突出してはいないようで、長女も長男もリレーの選手になりたかったのだが、タイムで負けて2人とも出れなかった。

紅白対抗リレーはやはり盛り上がるし、今年は敬老テントの隣に幼児テントというものが新設されてて、幼児連れの私たちはその幼児テントで観覧する事が出来、今年の運動会はとても楽に観覧出来た事もあり、主人と1人ずつ双子の膝に乗せ、観覧していた。(午前中はこのテントの存在に気付かなくて、午後からだが)

次リレーだよ、ねぇねもにぃにも出ないけど、凄く足が速くて恰好いいよ、と双子に呼び掛けて観覧してたのだが、最後の6年生の白組男子アンカーがめちゃめちゃ遅くて、赤組に1周遅れでゴールしたのだ。

全然盛り上がらないし、会場全体に、なんだこりゃみたいな雰囲気が流れたけど、さすがにそれを大きく声に出して言う人は居なくて、その後も普通に運動会は進行した。

さすがに旦那は私の隣で、なんで彼がアンカーなの??なんでリレー選手なの??って言ってたけど。

 

運動会後、長女に聞いたら、リレーの選手は希望制とのこと。

なりたい子が立候補し、立候補した子が走って、タイム順に決まるのだそうだ。

件の選手は自クラスではないので詳細は分からないけど、他に希望する人が居なかったのじゃないの?との事だった。

長女は、だってさ、出たくないのに出させされるのって、おかしいよね?って続けたので、私はそこで、いやそれは早い子が出るべきだ、と受けた。

 

学級委員あるよね?学級委員って、どんな子がなるの?

凄く忘れっぽい子や適当な子がなると、困るよね?

今年ママは子ども会の会長してるよね?

ママが学校や子ども会で役を引き受けるのは、パソコンが使えて、実務能力が高い事を自分で知ってるし、(パパのおかげで)仕事する必要がなくて時間も自由になるから、自分が引き受けるべきだと思って、やってる。

もちろん〇〇(娘の名前)に、そういう風に、自分の所属するクラスとかの人の集まりで、進んで役割を務める子になって欲しいから、背中を見せたいと思って、教育上の考えからやってるって事もあるけど。

出来る人が、出来る事をやっていかないと、社会ってよくなって行かないよね?

能力が高い人が任を負うのは当たり前、だからリレーは足の速い子が出るべきだ、と。

 

長女は、何か自分が責められたと思ったらしく、言い訳めいた事をごにょごにょ言ってたけど、私の言いたい事は伝わったようだった。

もちろん他の意見もあるだろうし、偏った意見かも知れないけど、子どもには、こう伝えたい。

 

ただ、このリレーには後日談があり、どうやら件のクラスは、男子2名選出のところに3名の希望があり、足の速い2名が選手として決まってたのだけれど、1名が当日欠席で、補欠のその3番目の子が走る事になったそうだ。

なるほどその子が休まなければ、例年通りの接戦のリレーだったのかも知れない。

それにしても、足の速い子が2人しか立候補しないってのもどうなのかなと思うけど。

6年生ともなると、落選や補欠は恥ずかしいと思ってしまうのだろうか。

単にリレーなんかもう興味がないだけなんだろうか。

補欠の子が走って周回遅れになるのを見て、クラスで3番目に足の速い子は、何を思ったんだろうか。

というか、その補欠の子が、遅くても一生懸命走ってれば、誰も何も思わなかったのかも知れないけど、、、

完全にジョギングみたいにゆっくり走ってたからね、、一体何だったんだろう。