My 3rd Life

それまでの私、こどもと私、これからの私。

子どもの娯楽の話

先日、幼稚園で七夕会という、歌やダンスを発表する会があった。

上の子達の時は、幼稚園で製作してきたり、お遊戯で踊ってても、よくできたね、可愛いなぁという感想だったけど、一番の下の子達だからか、何してきてもやけに感動する。

持ち帰った製作物を見ては胸が熱くなり、お遊戯見ては涙、である。

で、その七夕会では、キョウリュウジャーのLUCKEY STARという曲で踊ってて、とても恰好良かったのだけれど、そういえば、そろそろ戦隊モノも一度は見せておいてあげないとなぁと思った。

真ん中の長男にも、そろそろ、、と一度、当時の戦隊モノや仮面ライダーなど1度見せたのだが、彼はそういった番組が好きでなかったらしく、2度と見たがらなかったので、以来うちではソレ系の番組を観てないのだ。

というか、私がテレビを観ない事もあり、そもそもうちでは子供向け番組をほとんど観ないのだが。

(定期的に観てるのは妖怪ウォッチ位か、、でも妖怪ウォッチも最近はあんまり観なくなっちゃったけど)

 

長男が年中で幼稚園に入った年の、丁度今位の時期(もう少し後だったかな?)、クラスの子の腕を噛むという事件があった。

幼稚園から電話が掛かってきた時は驚いて、気性が荒めの子ではあったけど、噛むという行為自体、家ではしてなかったから(もっと小さい時に少ししてた事はあったけど)、ちょっとにわかには信じ難かったのだが、それも1カ所でなく、明らかに歯形が残って、5カ所程噛み跡があるというのだ。

幼稚園では先生が聞いても理由を言わなかったらしいのだけれど、私にはすんなり教えてくれた。

当時(今もなのかも知れないけど)、ドラゴンボールのカードゲーム(ドラゴンボール ヒーローズ)が巷で流行っていて、そのカードゲームの話を、知ってる?とその子に振られたらしく、それで「知ってない。」って答えてるのに何度も聞いて来たから、らしい。

なるほど、と。

自分は知らない、でも恐らく格好良くて素敵なものを相手は知っていてそれを持っているのに、自分は何のことか分からない、という状況が、羨ましく我慢出来なかったのだろう。

当時、ピカチュウのメダル?ゲームみたいのも流行ってて、それをみんな幼稚園に持って来たりするのに(そういうのが持って来れる緩い幼稚園だったのだ)、長男は1つも持ってなかったというのも、拍車をかけたのかも知れない。

母親である私は、そんなのくだらない、というか気にも掛けていなかったし、ましてや幼稚園でそんなの、早過ぎるという認識だったけど、長男にとって他の子が知ってる(もちろん全員じゃなかったのだろうけど)のに自分が知らない状況は耐え難かったのだ。

 

で、その時は、私も訳分からなかったけど、とりあえずイオンのゲームコーナーに長男を連れて行き(長女が情報を仕入れて来てくれたので)、一緒にそのカードゲームをした。

やり方が分からないので、並んでる男の子に聞いたら、逃げられてしまい、手探りでプレイを始めたら、状況を察してくれたらしい、常連っぽい大人の人達(めちゃカードを保有してて、、大人でも真剣にハマるものらしい)が、サッとカードを盤面においてくれて、1回しかプレイしなかったけど、3~4枚カードを貰って(ゲーム終了後、返そうとしたのだけれど、ダブってて要らないのでとくれた)5枚のカードをゲットし、しかもそのカードくれた人に説明もして貰って(テンパってたしよく覚えてないけど)、母としてもちょっと勇気要ったけど、息子はそれで満足した様子だったし、結局それは対応として良かったと思う。

というか、息子は余程嬉しかったらしく、幼稚園で、「ママとドラゴンボールのゲームをしたよ」という絵を描いてくれてました。

 

以来、親としては積極的に関わらせたくない、でも一定数の男の子の間で流行っているものに関しては、少なくとも1度は経験させて、どんなものか認識させておくように心掛けています。

その後どうかなと思いつつも、DSなどのゲーム機を購入する事になるけど、他の子よりプレイ時間が短かったり、制限があっても、とりあえず家にあるってだけでも満足みたいだし、それに一般的に熱狂を持って受け入れられるものがどんなものなのかっていう事を知識として持っておくのはある種の経験というか、それも必要な事なのかなと思う。

 

小さい頃TVゲームをほぼ禁止されてた弟が、大きくなってから廃人のようにゲームばかりしてたの見てる(その後ゲーム会社に就職・・今はもう転職したけど)し、旦那もテレビ好きが高じてテレビマンになってるし、親としては距離を置かせたい娯楽であっても、それなりの市場になってるものなのだから、一通りは経験させた方がいいのかなって、思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長女への仕掛けの話

今期、長女は海外のキャンプに参加する。

切っ掛けは、娘は合唱をやっているのだが、その公園のチラシを配っていたところ、同じくその海外キャンプ募集のチラシを配っている団体が居て、チラシを交換したこと。

普段なら、そんなにじっくり見なかったかも知れないけど、合唱の書類と一緒になってて、合唱関係の人から個人的に案内されたのかなと思って(丁度募集年齢がドンピシャだったから)しっかり読んだところ、その趣旨に大いに私が共感したのだ。

結局、世界から戦争をなくすには、子どもの頃に、他の国の子と交流して、生まれた国や育った環境が違っても、皆同じなんだって事を実感するのが一番で、そのために10か国程の国の子が1カ所に集まって1か月程一緒に暮らすという事を実施しているという団体で、私は、コレだ!と思った。

そう、私NZの経験から実感してるけど、実際に友達が外国に居ると、争おうという発想にならない、なり難いから。

 

主人は仕事の関係でちょこちょこ海外に行く事があるのだけれど、中国が嫌いで、家でも文句を言う。

ので、子供達も中国に対して偏見があり、私はとても気になっていたのだ、、、確かに騙されかけたり、酷い目に遭ったらしい旦那の気持ちも分からないでもないのだけれど。

確かに海外の子と交流した時、それはないだろう、受け入れられないって思う事もあるだろうけど、それは育った文化や風習の違いで、日本人にだって、他国の子からみれば有り得ない部分が当然あるって事、子どものうちに肌で感じられる事は、とてもよい事だろうと思って。

それにこれも前述したけど、上の子の倫理観は下の子達に伝染するので、長子である娘には特に、差別感を持って貰いたくないと思うから。

 

で、先日、その歓送会があって。

今日この件に関してブログを書きたいと思ったのはそこで来賓として招かれてた、大学の先生のお話がとても素晴らしかったので、自分の備忘録としても記録しておきたくて。

その方は黒人の方なのだけれど、もともと国際機関にみえて、でもそこで日本人の喋れなさ(世界に伝えるべき内容を十分持っているのにそれを発信できないもどかしさ)に失望して、今は日本で教育に携わってみえてて。

少しイントネーションが違う部分があるけど、すごく流暢な日本語で少し自己紹介された後、まず、この中で、英語が喋れたら恰好いいなって思ってる人、居ますか?って聞かれて。

当然、それなりの人数が手を挙げます。

で、少し喋った後、じゃ、自分から誰にでも話し掛けられますよって人、どれ位居ます?

どちらかと言うとリベラルな人たちの集まりなので、そこそこ手が挙がったけど、さっきより少ないですね、と受けて、また少し喋った後、じゃあ、ネイティブみたいに喋れるようになりたいって思ってる人、いますか?と。

最初程じゃないけど、2回目よりは多く、それなりの人が手を挙げたんだけど、それを受けて、あのね、と。

どう頑張っても、ネイティブのように喋れるようにはなりませんよ、生まれ変わってネイティブの国で育たないと無理ですよ、と断言です。

世界中で、英語が喋れない国って、ほとんどないです。

日本以外では、中国と韓国位。他の国では、意思疎通のツールとして、英語が使えますよ、と。

自分自身、非英語圏で生まれ育ったけれど、中学を卒業する頃には、英語が喋れるようになってました。周りもそうです、と。

で、何で日本人は英語が喋れないと思いますか??

・・・これは日本人の皆さんが誇りに思う部分でもあるんですが、、、と溜めて、

’完璧主義’です、と。

いやもう私もホントそうだと思う。

今の自分では無理喋れないって、みんな思い過ぎ。ホントは、中学校までで学んだ事で、十分喋れるのに。

 

で、完璧主義は、日本人の素晴らしい個性であって、それが上手く表出する部分ももちろんあるけれど、言語習得に関しては、障壁でしかありません、と。

是非皆さん(海外キャンプに行く子ども達へのメッセージだから)、相手から話し掛けて貰うのを待つのではなく、自分から話し掛けてください、と。

本当そう、・・・娘、出来るかな??頑張れ!!

 

あと、ネタ切れになるんですよって話にも、大いに共感しました。

これ、旦那とも話すんだけど、いくら英語が喋れても、話すべき中身がないと意味ないよねって。

で、その先生は、ネタ帳を作るといいって、具体的にアドバイスしてました。

海外の子、日本にとても興味があって、日本の事聞きたがる、と。例として電車とか挙げてみえたけど。

そういう日本の事をよく知って、海外の子が興味を持ちそうな事を調べてまとめておいて、出発までに覚えて言えるようにしておいて下さい、と。

また帰国後に、そのネタ帳がどんな風に役に立ったか、教えてくださいね、と。

 

 素晴らしい。

そんなに長いスピーチでもないんだけど、必要な事がギュッと詰まってて。

この先生のお話が聞けただけでも、この会に出た甲斐があったと思えた。

そうそう、ネタの話も、大事。

海外に出て行くなら、日本の事は最低限、きちんと知ってないとね。

ホントは近現代の歴史とか、社会情勢とか、日本人知らな過ぎの部分も、勉強して行ってくれるといいなと思うけど、まだ、難しいかな・・

まぁ、恥ずかしい思いして帰って来てから、勉強してくれても、いいけど。

NZに居た時に、台湾の子達がやたら優しくてすっごく良くしてくれたし、仲良くしたがってくれて、その時は単純に嬉しかったけど、どうしてそんなに親日なのかとか、それ以外の周辺国との温度差が、ホントにその時は無知で何も分からず居たけど、今思うと、当時は歴史的な背景を何も知らなくて、失礼だったなと思う。

 

娘も、出来る限り準備はして行って欲しいけど、全部は無理だから、上手く行けばそれでいいし、でも失敗もたくさんして、帰って来てくれたらいいと思う。

娘より親の方がワクワクして来ちゃったよ、、子育てって楽しいなぁ。

 

 

 

 

 

 

ベルマークについて

イオンの黄色いレシートという制度をご存知だろうか。

特定の日にイオンで買い物すると、普段とは違う黄色いレシートを渡され、それを寄付したい団体用の箱に入れると、金額の1%がイオンより寄付(現物支給)されるという仕組みだ。

これを最初知った時、素晴らしい取り組みだなと思った。

イオンが勝手に寄付する事は簡単だろう。

でもわざわざこんな仕組みにする事で、自分たちが寄付という社会貢献を行っている事をアピール出来るし、消費者側は何も負担なく寄付に協力出来るため参加し易く、普段寄付には消極的な人にも、社会貢献を意識させる事が出来る。

特にイオンは子連れで買い物する事も多いので、子どもに寄付の事、ひいてはお金という物について話をする切っ掛けにもなる。

(子供は説教されると聞いてないけど、それなぁに?と自分が疑問に思った事に関してはちゃんと説明を聞く)

にしても、これレシートを団体毎に集計する作業とか、かなりの手間だし、団体ごとに集められた金額を管理して、支給する物資も団体毎に異なるだろうし(もしかしたら商品券のような金券なのだろうか??よく知らないが)、イオンよくやってるなぁと思う。

(学校もこの箱を設置させて貰ってるようだが、このレシートの集計作業については誰もやってる節がないので、イオン側でしてくれてるのだと思う)

 

さて、先のブログで触れたけど、私は小学校のPTA役員で、ベルマーク部の部長をしていた事がある。

部長だったので、ベルマーク説明会にも参加したし、どうせ関わるならベルマークについてよく知っておきたいと思って取り組んでいた事もあり、ベルマークに関しては、結構詳しい方だと思う。

やってみて思った感想は、本当に要らないなという事だ。

何となくベルマークって社会貢献っぽいイメージがあるが、ベルマークを集めて得をするのは、集めてる団体(私のケースならその学校)だけなので、特に社会に貢献してる訳でもない。

一応、集めたポイントを、ベルマーク運営団体から送られてくるカタログの中から選んだ商品に替えると、その購入(商品)代金の一部(5%だったかな?)が僻地の学校(など?)に募金されるため、社会貢献に繋がる、とアピールされていて、そのために何となく、社会に役立つもののようなイメージがあるのだと思う。

だが、募金先がごく限定されているし、購入して貰った企業が募金する5%(違うかも)も、そもそもそのカタログに商品を載せれる手数料として考えれば企業は損ないし、確かに社会貢献ではなるだろうけど、そんなにアピール出来るほど?と思わなくもない。

 

で、結局、ベルマークを学校などで一生懸命集めてるのは、その学校の資金源にしたいからである。

(これって、知ってる人には当たり前なのかも知れないけど・・・私は、何だかもっと社会貢献度の高い行為だと漠然と思っていたので、この事実に結構びっくりした)

なるほど、だからこんなに一生懸命集めようとするのか、と。

で、実際のところ、うちの学校では毎年、大体10万円弱集まるようだ。

思ってたより金額多くて驚いた、、、ベルマーク部員1人に対して、お茶代として千円ずつ支給されるため、年度末にそのお金でランチ会を開催するのが慣例なのだが、それを経費として差し引いても、それなりの額で、まさにチリも積もればなんだな、と思う。

 

が、そのために必要とされるお母さん達の負担は大きい。

仕事してる人は、部会の度に休んだりシフト調整しなきゃならないし、家でのベルマーク整理作業もある。

ベルマーク便りの印刷作業もある。

計算すると、部員1人当たり、6千円ずつ支払えば、ベルマークを一生懸命集計する作業から解放されるのだが、正直、それで一切作業しなくて済むなら、払う人が多いんじゃないだろうか。

というか、学校の世帯で割ってしまえば、年間300円に満たない額だ。

ベルマークの回収は廃止して、PTA会費を集める時に一緒に、ベルマーク代替金として300円集めれば済む。

 

だし、そもそもベルマークで購入するものって、予算つけて貰って買う程じゃないけど、まぁあるといいよね、みたいな微妙なものだ。

(古いメロディオンを買い替えたり、一輪車を買い増したり)

うちの学校、去年全クラスにクーラーが付いたし、今年、来賓がよく使うトイレには、ウォシュレットが1つ付いた。

正直、潤沢にお金を使えてるように見える。

学校の設備がよくなるのはいいのだけれど、一方で、ベルマーク収集整理の現場を知ってる身としては、何とも言えない脱力感がある。

 

最初ベルマーク部で活動する事になった時は、折角ベルマークに関わる事になるのだから、自分の子ども達にもその意義を伝えて、一緒に学べる事は学んで、派生して教えたり伝える事が出来るといいなと思っていた。

が、実際よく知ってみると、結局単に自分の学校のために集めてるだけなのだ。

特にそこに、子どもに力説するような内容はなかった。

一応、じゃどうしてベルマーク付けてる会社は得しないのにそんな事してるの?という話で、そりゃ広告になるからだよ、ベルマーク分、企業が募金する事になっても、それだけの広告効果があるからだって話が出来た位。

 

ま、小さい子が、ベルマーク見ると喜んで、慣れない手つきでハサミを何とか使ってベルマークを切り取って誇らしげに持ってくると、可愛いし、じゃ、集める日に持って行こうね!ってほのぼのするけど・・・

(でもこれが、整理が大変なので綺麗に切らないとダメだったりする(--;))

確かに家の中のベルマークを探して、切り取って集めるって、宝探しみたいで、そういう点では楽しめる部分もあるのかも知れない。

ただ子供ってすぐ飽きちゃうけど。

そもそもうちは生協の個人宅配やってる事もあり、ベルマーク対象商品が家に少ないから、余計意義を感じられないけど、家庭によっては、ずっとほのぼのしてるのかも知れない。。

 

とにかく、私はかつてベルマーク部の部長をしてたけど、部員さんの負担を減らすため、なるべくベルマークは子どもに学校に持たせないようにしています。(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は

気遣いが足りず人を傷付けてしまい、昨日からその事ばかり考えてしまって、なかなか浮上出来ないでいる。

人間だからミスは仕方ないし、ピンチはチャンス、その分リカバリして活かせばいいって、

頭では分かってるのだけれど、感情の方が付いていけてない。

 

他の話題に集中して文章にする事が今日は出来そうにない。

ダメージを与えてしまった彼女に失礼な気もするし。

 

サーバー周りの仕事とか、家事とか、子供の事とか、やる事があって救われる。

今日は書けない。

でも明日は書く。

 

 

 

 

結婚に役立つIT技術

今日は緩い話で。旦那との馴れ初めを。

当時、私は水商売をしていた。

話が飛ぶようだが、もともとたまにコンパニオンという、登録制のお店に派遣されるシステムを利用して、昼は会社でプログラミングをし、夜はコンパニオンでお酒飲みながらお喋り、という生活をしていたところ、何回か派遣されたお店の常連さんに、この店で働いてみないかと声を掛けられたのだ。

(仕事が忙しい時には難しいが、ヒマな時だと、週3とか行ってた、、その分行かない日に遅くまで仕事すればいいし)

いくつもお店には行ったけど、お店のサイズは小振りながら、客層が上品で雰囲気がよく、私もここのお店はいいなと思ってて、インスピレーションのようなものもあり、丁度時期もよく、会社は辞めてしまう事にした。

最初に就職した会社を辞めて、すっごい小さな会社に入り、そこでは最初は自社開発とか、受注案件を自社内で開発してて、学びも自由も多く、楽しく暮らしてたのだけれど、その会社が途中から派遣に力を入れ出し、客先常駐が多くなってきて、仕事内容が退屈になってきてたところだったので、水だけやってみてもいいなと思ったのだ。

客先に派遣される時には、何人かのグループで行くのだが、私以外は新人さん(派遣し出してから急に人が増えてた)やフリーの人で、私は社員だったから、その人達の勤怠管理とか進捗管理みたいなのもしてたのだけれど、まとまりで扱われて正当に評価されない仕事にやる気を失ってたのだ・・・

水はお店に所属しててもお客を呼べるかは個人戦だし、結局しっかり営業してれば、1か月もすれば結果で出て来る。そこも面白く、やりがいがあった。

(お店の照明が暗いので、若くてそれっぽい恰好してれば、美人でなくても全然OK)

 

正確に言うと、この時当時の恋人と、アプリとか作って生計を立てたりとか、自分達で稼いで生計を立ててみたいねという事になり、2人とも会社を辞めて、私は水で2人の当面の生活費を稼ごうと思ったりしていた・・・

ただ、この時の恋人には大変申し訳なかったのだけれど、私はどっぷりハマってしまって、結局じきに別れる事になった。

やっぱり特別な、独特の魅力のある仕事だよ、、、危険というか罠も多くあるけど、、特に若いうちはホントに面白いと思う。

チヤホヤされるし、こういったところに呑みに来れるお客さんはある程度社会人として成功してる人達なので話も面白いし、押しも強い。

恋人に、お金のために水商売をさせる事は絶対におススメしない。(高確率で別れることになる)

 

そんなこんなで、1年弱ほど水だけで生きてた時、旦那は、常連さんに連れられてお店に現れた。

見た目恰好いいとは言い難かったけど、年齢層高めのお店だったから、まず30代(後半でも(^^;))のお客さんはごく少ないし、テレビマンだけあって、話も面白く、それにお店をよく知っていた。

アフターで連れて行ってくれるお店にセンスがあったし、エスコートの仕方とか、とにかく相手を楽しませたいという気持ちが前面に出てて、お店と関係なく、友達として個人的に付き合ってもいいなと思える人だった。

 

旦那はお店に通うようなタイプでなく、私が居たお店に最初来たのも、半ば強制的に連れて来られた(もともと紹介でしかお客さんは来ないが)らしい。

そこで名刺を貰った私から営業をかけられてお店に足を運ぶ事になるのだけれど、私をいいなと思ったのは、放送が近いから観てねと案内された番組を私が観て、感想をメールしたのだけれど(私は普段テレビをほとんど観ないのだけれど、それはNHK教育か何かの真面目な番組で、私は旦那の面白い喋りと番組テーマの真面目さとのギャップに、どんな番組なんだろうと興味を持って観たのだ)、その感想が的確だったのと、携帯からのメールなのに、パソコンの画面で見た時に改行とかきちんと表示される事に感心したらしい。

携帯から打ってるのに、相手のメールアドレスがPC用だからPCで開いた時に見易いように整形してるなんてタダモノじゃない、と思ったらしい。

 

・・・これにはカラクリがあって、実は私は営業メールをパソコンから打っていたからなのだが。

営業メールは家でパソコンから、でも返信は携帯に欲しかったので、パソコンからメールしつつ、メーラー(Beckey)でメールヘッダ―のfromに携帯のアドレスを入れてただけである。

今ではメールサーバーのチェックが厳しくなって多くのメールサーバーでスパム扱いされてしまうため、この手法はもう使わなくなったが、当時はドコモもAUJ-phone(vodafoneだったか、、そうまだsoftbankじゃなかった(^^;))も、fromいじってあっても普通に届いたのだ。

それを聞いたのは、結婚が決まってからで、しかも他の人も居る時に(どこが決めてだったの?みたいな振りをされたのでそんな話になった)で、いや、それは、、それはPCで打ってたからや・・・!と冷や汗掻いたが(すぐに言えず、後に2人きりの時にカミングアウトした)、今となってはいい思い出だし、もしかしてそれがなかったら、旦那とは結婚してなかったのかも知れない。

そう思うと、IT技術って、役に立つな!!としみじみ思う訳です。

しかももう1つの決め手なんて、読書感想文の延長だしね、、学校の勉強も、ちゃんとやっとくと結婚に役立つんだ。(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子ども会の話

今年私は子ども会の会長をやっている。

会長というと偉そうで、挨拶周りした新一年生宅のお母さんにも、会長って凄そうですねとか言われたけど自分が属してる子ども会の長で、毎年持ち回りのものなので凄くはない。

子供の数は20人前後、世帯数だと15人程度なので、大きな団体をまとめてるって程でもない。(子ども会によってはもっと多いところもあるし、少ないところもある)

ただ、子ども会のとりまとめ、子ども会連合(学区15の子ども会で構成)からの伝達事項を各家庭に伝えたり、月に1度の定例会(15の子ども会の会長と理事が集まって金曜の夜に行われ、2~3時間掛かる)や各種行事の準備、当日参加、等、やる事が多いので、皆尻込みして、通常、毎回選出は難航する。

PTAは学校との連携だけど、子ども会は市区町村と学区と連携していて、会長の他に理事という役割があり、この理事さんが市区の会議に出席し、私たちと区とを繋ぐ。

学区の会議には、15の会長から代表を選出し、代表に出席して貰って、学区と繋がる。

で、この代表が私である。(代表は2人で、もう1人居て分業している)

一昨年はPTAのベルマークの部長やったし、周囲からみれば、やけに積極的にPTAや子ども会に関わっている人である。

別にやりたいって訳ではないんだけど、、、

(そもそも子供1人につき学級での役員を1回、地域での役員を1回する事になってるし、更に子供会の役員も1回はしないと人数的に回らず、子1人で3回(年)は何らかの役員やってる事になり、子供の数が多いと役員やりっ放しでないとこなせない)

選出の時に、サッと立候補で決まればそれでいいんだけど、高学年の学級でのPTA役員選出、役職選出、子ども会の役職などは、本当に決まらず、重苦しい空気が長い時間流れる。

特に子ども会の代表選出の時は長かった・・・たまたま隣に座ってた会長さんがやろっかなぁと言い出し、なら一緒にやりましょうかと2人で申し出るまでに、1時間掛かったのだけれど、例年は2時間とか掛かるらしく、今年はすんなり決まりましたね!って前任の代表さんが言ってた。(--;)

クジで決めてしまう事もあるけど、クジで決まった人より立候補で決まった人の方がパフォーマンスが高い事は前任の人達分かってるので、なるべく立候補で決めたいというのがあるようで。

 

一応、自分の目の前に、困難な道と楽な道が提示されたら、困難な方を選びたい、選ぼうと、自分の生き方としては決めている。

本当はもっとボランティア活動をしたり、ガンガン寄付したりとか、社会貢献の簡単で積極的な方法は沢山あるとは思うけど、残念ながらまだまだ俗物でそこまで悟れてないので、とりあえず目の前に提示されたものに関しては、面倒毎でも引き受けようと思ってる。

なので、どなたかやってくれる方、いませんか?と連呼されると、自分が呼ばれてるような気がしちゃって、手を挙げちゃうんですよね。でないと逃げてるようで。

 

それに、小学校も高学年になると、学級委員をクラスで選出するし、委員会や部活動で委員長や部長を決めたり、役職を選出するという事が出て来て、やっぱり子供には、積極的にそういった事をやって欲しいという気持ちもあり。

子供には、自分の属するコミュニティなんだから、皆の役に立てる役割を進んで引き受けるべきだし、務めれる能力があるならトライしてみるべきだよと説いてるのに、自分はしないという訳にはいかないでしょう。

基本子供は、親の背中を見て育つ訳で。

 

というか、つい引き受けちゃうと同時に、PTAや子ども会の組織って実際どうなってるのという興味もあるし、子供に、お母さんもやっている、とアピールするにはむしろ美味しい機会だなと思ってる部分もあって。

旦那が仕事で頑張ってても、子供にその過程を見せるのは難しいし、その成果物(仮に見えるものだったとして)を見ても、旦那がどんな風に貢献したのかはよく分からないだろう。

でもPTAや子ども会なら子供の目に触れ易い。

PTAなら単純に学校に親が来てるだけでも喜ぶし、ベルマークの部長やった時は、ベルマークの便りに私の名前が載ってて、「ママの名前だね」と子どもも誇らし気だった。

今年は代表なので、イベントの開会式や閉会式に宣言したり、表彰したり、何かと前に出て動く事が多いので、これも子供には大いにアピール出来てると思う。

もちろんその裏で色んな雑務もしてる訳だけど、区政の会議はアツいし、それも皆さんボランティアで活動されてると思うとそれだけで敬服だし、全体的にかなりきちんと組織されてて、子ども会の意見も言い易く、学ぶ部分もとても多く、しかも子供に母が地域貢献してるところをアピール出来て、正直いい事尽くめだなと思ったりもする。

もちろん、私が会議に参加する時に子供達を見てる旦那や、夜の定例会の時に弟達を見ててくれる長女の手助けがあればこそだけど。

旦那は私が午前中会議の時はお昼ご飯を作ってくれたりするし、長女は夜、弟達をお風呂に入れて、歯も磨いておいてくれる。(長女にはいつも本当に助けて貰ってる)

 

結局今日も長々書いたけど、言いたいのは、面倒臭いとか、手際が悪いとか非効率とか色々言われる、PTAや子供会、確かに無駄な部分やどうなの?って事もあるけど、それは中に入れば変えていける余地もあるし、それに子供へのアピール効果を考えれば、決して割に合わないものではないのでは?って事です。

子ども会なんて、別に会長や役職やってなくても、ただイベントを企画して開催するだけでもアピールになるしね。

 

今年、新一年生が多いから歓迎会を4月当初に行ったのだけれど、そこで私は前からやってみたいなと思ってた謎解きをした。

一人謎を考えて仕込み、用紙を用意して。

景品とか名札の用意、荷物搬入、あとペットボトルボーリングの準備とかは他のお母さんがやってくれて、私は謎だけ(とあとクイズ、、、でもこれはネット上から適当に拾った)に集中。

ちょっと難し過ぎたみたいで難航してた部分もあったけど、まぁ、それなりに楽しめたのではないかと思う。

それに、とにかく私が一度やってみたかったのだ。

準備してたのは3月で、この時期は新会長も招集があったり、会議にも顔合わせの挨拶で出なきゃならなかったり、しかも冬休みで子供達がフルで家に居て、双子の入園準備もあり、すっごい忙しかったけど、でも長女が小学生のうちにやりたかったので。

別にそこまで拘らなくていい場面でわざわざ謎を考えて仕込み、当日進行、謎解きに誘導する、無駄にアツい母の姿を見せておきたかったんですよね。

ほんとそういうアピールには最適な場だと思うので、みなさん、子ども会をそんな風に活用するのも、いいんじゃないかと提案します。(^^;)

  

 

 

 

 

 

 

  

 

習い事について

小さい時、両親が泳げるのに、自分が水泳教室に通っているのが、不思議だった。

それを母親に聞いたら、「自分は泳ぎが得意ではないし、お父さんは島育ちで泳ぎは得意だろうけど、自己流だから、きちんとしたフォームを習った方がいい。」との回答だった。

その時は、ふーん、と引き下がったけど、イマイチ納得はしてなかった。

 

今親になり、自分の経験から、子どもにはこうしたいって思う事は色々あるけど、自分が出来ることは、習わせるんじゃなくて、自分で直接教えたいってのも、その1つ。

水泳、私は教室に通って、バタフライまで泳げるし、フォームも綺麗なのかも知れないけど、でも泳ぐの遅いし、とりあえず今までのところ、泳げた事が特別役に立ったって事は、ない。

平泳ぎは海でもプールでも、確かに泳げてよかったなとは思うけど。

正直他の泳ぎは、学校の体育で多少役立った程度だ。

書道も習ってたけど、ただその場所に行って、書いてただけだし。

確かにたまに先生が直してくれたりもしたけど、わざわざ通ってた甲斐があったのかというと、とても疑問だ。

 

なので、子ども達には、私(とたまに旦那も)が泳ぎを教えている。

長女は本人が積極的だった事もあって、3年生である程度形になり、4年生で25M、今は50Mも泳げるし、遅いけど背泳ぎ出来るし、バタフライもまだ練習中だけど、ほぼ泳げるようになってる。

長男にも同じように教えてるんだけど、顔に水を浸けるのをどうしても嫌がり、1、2年生の時はほとんど上達しなかったけど、背浮きの大切さを説いて(動機付け)何とか背浮き、背泳ぎの練習だけさせてて、それでも今年は何とか、クロール泳げるようになりました。

息継ぎがまだ出来ないけど、まぁここまでくれば、時間の問題でしょう。

長男は全然やる気なくて文句ばっかで、教えるのも苦労したけど、でも今となってはいい思い出です。(^^;)

 

あと、ピアノも私が教えています。

ピアノを子供に教えてる、という言うと、「音大出なの?!」って言われるけど、もちろん違うし、子どもに教えるのに、そこまでの技量、要らないと思う。

特にピアノは教本が豊富で、この時期ならコレ、と目安が分かるし。

ある程度教えて、適性があるとか、本人が希望したら、習えばいい。

確かにピアノの発表会はいい経験になるし。

 

書道は、冬休みと夏休みの宿題で出るので、そういった長期休みの時に、2、3回見るようにしている。

私は特別習字が上手い訳じゃないけど、大人だから子供よりは十分上手いし、筆を立てて持つ事、トメハネハライの力の抜き方、字を大きく書く事、を教えるだけでも、劇的に上手くみえるようになるし、一緒に筆を持って何回か書いたりしてるうちに、本人もコツを掴んで、書くのが楽しくなってくるように見える。

というか、旦那が意外に書道上手くてびっくりした。

聞いたら、確か1級まで行ったと言っていた、、何だこんな身近なところに使える人が居たのか。

 

あと、英語も教えている。

が、英語は結構、難しい。試行錯誤中。

小学校低学年のうち(幼児期には教えない事にしている、、、日常的に使い続けないと忘れるし、先にきちんと日本語をマスターすべきだという家庭方針)は割と喜んで取り組むのだけれど(本当に教えたいのは上の子なのに)、そろそろ本格的にやって欲しい高学年時期になると、時間を取っての英語の勉強を、やりたがらなくなるのだ。

かといって、日常的に使おうとしても、イマイチ上手く行かない。

こちらが英語で話し掛けても、日本語でしか答えないし、そもそも逃げて行ってしまう。

これはモチベーションがないと無理と悟って、長女には仕掛けをし、今のところそのおかげでやる気になっていて、この感じが続けばいいなと思ってるけど。

(仕掛けに関しては、長くなるのでまた別の機会で、、、とにかく、本人が英語を喋りたい、喋れないと、と思わないと無理)

 

あと、そろばん。

と言っても、私はソロバン、やった事がないのだが。

そろばんは、最初通わせていて、長女は教室が見付からずブランクがあるものの今も通っているのだが、真ん中の子には、私が教えている。

本当は通って欲しいし、本人もソロバンは嫌いじゃないのだけど、友だちと遊んでるのに、ソロバンのために自分だけ先に帰らなければならないのが嫌だと言うので。

気持ちは分かるし、私も毎回呼びに行ったり、押し問答するのも疲れたし、友達遊びだって大事なので、ソロバン教室は辞めてしまって、家でする事にした。

その時点で5級程度で基本的な事は出来てたし、長女に聞く事も出来るので、今のところ、私がソロバン出来なくても、何とか教えれているように思う。

私は珠を弾くのは劇的に遅いが、大人なので、テキストでやり方を理解して教える事は出来るのだ。

ただ、基本的には暗算出来ないと意味ないので、そちらに誘導出来てるのかと言うと自信ないので、出来れば通って欲しいのだけれど。

 

話が少し逸れるが、長子にきちんと習わせたり教えたりするのは、下の子にそのコストを掛けるよりも得だと思う。

上の子が習ったり練習していると、下の子はそれが当たり前だと思うし、家で長い時間を共に過ごすので、倫理観も継承し易い。

長女が幼い時に、絵本を敷石のように並べて踏んで歩く遊びをし始めた事があり(単に形を利用しただけで悪気はない)、その時に、絵本は踏んじゃだめ、本には、書いた人の思いが詰まっていて、本を踏み付けにするのは、その人を踏むのを同じ事だよ、って注意した事があったのだけれど(幼い私に母が教えてくれたまんまやけど(^^;)、それを、少し大きくなった長女が、同じように絵本を踏もうとした弟に説教してる場面に遭遇した時に、何というか感動すると同時に、これは、、使える!!とも思いました。(^^;)

  

思い返すと、そういえば父親は私に色々教えてくれてたなぁ、、

人生の教訓めいたものももちろんだけど、将棋や五目並べ、麻雀、トランプ(大富豪)の相手もよくしてくれたし、スケートもスキーも父に教わった。

スキーは一度、ちょっと挑戦してみるか、と中級コースに連れていかれて、でもそれが急斜面にめっちゃデコボコのあるコースで、しかも結構吹雪いてきちゃって視界も悪く、私は正直無理だと思った。

ももうリフトで上がっちゃってるし、父は何とか降りよう、斜めに、少しずつ降りれば大丈夫だ、という。

しかも、もう1人年子の弟も一緒で、父は弟の面倒を見ていて、私は一人で降りなければならなかった。

滑り出す度に怖かったし、何度も転んだ。

正直やっぱり無理だと思った。

けど父は、大丈夫、もっと斜めに、少しずつ行けば行けると。

仕方ないのでトライしてくうちに、確かにコツを掴んできて、あんまり転ばなくても進めるようになり、ごくごくゆっくりで時間掛かったけど、気付いたら、ちゃんと下まで降りて来ていた。

自分、凄いと思った。やれば出来るんだって、ホントに思った。

今でも、先が困難でデコボコが沢山あるような地点に立った時、あの時のコースを思い出す。

そして、困難に見えるけど、やり出せばちゃんと、少しずつでもクリアしていけば、だんだん楽になって、最後はゴールに行き着くって思える。

 

実際のところ、私は結局、そんなにスキーは上手くならなかった。

父が転勤族で、そんな風に気軽にスキーに行けてたのは長野に住んでた時だけって事もあるかもだけど、運動は全般に苦手だし、基本的に運痴なんでしょう。

マラソンだけは得意なタイプ。(^^;)

でも技量だけでは全然ないんだ、教えて貰った事は。

私も、技術以外の事も、共有しながら、子どもに教えて行きたいと思ってる。

それに特にピアノがそうだけど、下の子になるにつれて、自分の教え方どんどん上手くなってるし。

どうしたら上手く教えれるかな~って試行錯誤するのも、結構楽しいものです。

(お互い熱くなって衝突する事もあるけど・・・(^^;))